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パンフレットの用紙設定でお悩みの方へ

●はじめに

私は印刷会社でお客様からの受注対応をしております。
一般のお客様、印刷物の発注をはじめてされる方のお話を
聞いていると用紙選択でお悩みの方が多くいることがわかります。

それも当然、印刷に詳しくない方にしてみれば用紙の種類など
検討もつかないでしょうし、そもそも用紙にいくつもの種類が
あることを知らない方が大勢いらっしゃいます。

私自身、印刷業界に勤めて20年になりますが何百種類と
ある用紙については把握しきれていないというのが
正直なところです。

●用紙の種類とは?

用紙の種類は数多くあり、把握しきれないほど数多くの銘柄があります。
用紙は種類により分類わけすることが出来ます。

・印刷用紙(・塗工用紙 ・非塗工用紙 ・微塗工用紙 ・特殊用紙)
・情報用紙(・複写原紙 ・フォーム用紙 ・PPC用紙 ・情報記録紙 ・その他)
・包装用紙(・未ざらし包装紙 ・さらし包装紙)
・衛生用紙(・ティッシュペーパー ・トイレットペーパー ・その他)

等々、他にもいくつかありますが省略します。

普段みなさんがよく手にする用紙ですと、
ティッシュペーパーやトイレットペーパーが一番だと思います。
印刷関連の用紙ですとチラシや本、ノートやメモ帖に使用されている
用紙はなにげなく手に取ったり目にしたりしているのではないでしょうか。
ちなみに私は印刷業界で働く以前は紙の種類には全く興味がありませんでした。

●パンフレットで使用する用紙は主に3種類

上記で用紙の種類がたくさんあることを説明してきましたが、
チラシやパンフレット等で使用される用紙は主に3種類となります。
その3種類というのが「コート紙」「マットコート紙」「上質紙」となります。

たくさんの印刷通販サイトがありますが、
どこのサイトでもチラシ・パンフレットに
関してはこの3種類の用紙から選択する場合がほとんどです。
用紙の名前だけ聞いてもどのような紙か全くわからないという方も
大勢いらっしゃると思いますので、
それぞれの特徴や使用例等をご紹介します。

・コート紙
用紙の特徴として紙に光沢があり、印刷の発色が綺麗にでます。
使用例としては、写真集や商品カタログのような商品画像等の写真を
綺麗にみせたい場合に向いている用紙となります。
スーパーや飲食店、家電店等の商品写真が多く入っている
チラシに多く使用されています。
※注意点として、鉛筆やボールペンでの書き込みがしずら
い用紙となりますので、何かを記入したりする場合は不向きとなります。

・マットコート紙
用紙の特徴として、しっとりとした質感で落ち着いた雰囲気を
出したい場合に向いています。
会社案内やパンフレット等に使用されることが多い用紙です。

・上質紙
用紙の特徴としてはコピー用紙やノート用紙に近いものとなります。
印刷の発色は暗くなる傾向があり、写真や色を綺麗に見せたい
場合にはあまり向いていません。
報告書や会議資料のような、文字や文章の多いレイアウトの場合に
使用されることが多い用紙となります。

また3種の中では書き込みに1番適しているので
アンケートはがきに使用されることが多い用紙です。

以上をまとめると
・コート紙   :色が綺麗にでるが、用紙への書き込みには向かない
・マットコート紙:発色もそこそこ綺麗で、用紙への書き込みもできる。
・上質紙    :発色は良くないが、用紙への書き込みに適している。

というようなイメージとなります。

補足として上記3種類の用紙にもいろいろな銘柄があり、
地域や印刷会社によって取り扱う用紙が違います。

といっても見た目で大きな違いはありませんので、
よほどこだわりがある場合でなければ問題ないと思います。

3種の中で一番高級感がある用紙はどれですかという問い合わせには
マットコート紙をおすすめしていますが、
個人の感性により受け取り方が違いますので難しいところです。
デザインや色調によっても用紙との相性で見え方が変わったりもします。

●用紙の厚さについて

印刷通販サイトをみると用紙選択の際に用紙の名前に
「70k」「90k」「110k」「135k」などと
表記されています。

初めての方にはわかりずらいかもしれませんが、
この数値は用紙の厚さを表しています。
数値が少ないほうが薄く、多くなるほど厚くなります。

70k(薄い)→135k(厚い)

用紙の厚さについては手にとって見て頂かないと
わからないと思いますが、

新聞広告で入ってくるチラシは「70k」や「90k」の
厚さの用紙が多いです。

135kの厚さは冊子の表紙やハガキくらいのイメージですが、
135kより厚い用紙が使用されることも多いので
表現としてはあまり的を得ていないかもしれません。

※補足として「70k」「90k」「110k」「135k」というのは
四六判という用紙サイズの場合の表現となり、
印刷会社によっては違う表現(数値)をしている場合がありますのでご了承ください。

また、コート紙には「70k」の厚さは無く「68k」「73k」が近い厚さとなります。

●用紙の料金について

「コート紙」「マットコート紙」「上質紙」の中で
一番低コストなのは「上質紙」となります。

しかし大部数の印刷でない場合はどの用紙を選んでも
それほど大きな価格の差はでません。
各印刷通販サイト、事前見積りにて料金をご確認ください。

稀に他社様との差をつけたい、目立たせたいということで
特徴のある用紙をご希望される場合があります。

通常より厚みのある用紙や凹凸のある用紙等を使用する場合は
料金が通常用紙の数倍となってしまいます。事前見積りで料金をご確認ください。

●最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。
文章だけでは全く理解できなかったという方も
たくさんいらっしゃると思います。

印刷通販サイトでは用紙サンプル、印刷サンプルを無料で提供しています。
実際にどのような用紙の違いがあるのか自分の目で確認したいという方は
ぜひ無料サンプルのお申込をお待ちしております。


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