屋外で使用する告知用ポスターについて
2016年11月7日
よく屋外にて、告知用ポスターが使われますが、
特に代表的なものとして、選挙ポスターがあります。
選挙期間中は2週間ですが、季節によっては
天候が悪い日が続く場合もあります。
屋外での使用の条件としては、
「水に強い」というのが条件となります。
選挙ポスターの場合は大半が合成紙を
使用される場合が多いです。
合成紙とは、石油から作られる合成樹脂を主原料として
製造されています。
ビニールに近い素材の特性を持っていますが、
木材パルプから作られる一般の用紙に非常に
良く似ており、一般の用紙の印刷工程と非常に似ています。
用紙としては、耐久性・耐水性に優れるものなので、
悪天候でもポスターが傷みづらく、選挙ポスターとして
多くの方々から利用されています。
また最近では掲示板に貼る際に、裏面がシール状になっており、
切り込みが入っているセパレートタイプを使用するのが
一般的で、作業としても貼りやすさが特徴です。
また屋外で使用する場合、紫外線によって、長時間使用すると
印刷物の退色が進み、色褪せてくる場合があります。
特に黄色の色素が無くなった感じに色が徐々に変わってきます。
そちらを防ぐ対策として、耐光性のインキ使用いたします。
耐光性インキとは、通常のインキの成分に紫外線への
耐久度を向上させる成分などを配合し、
太陽光などの光に含まれる紫外線に耐える力を
強化したインキのことです。
インキ素材の金額としては、通常使用するオフセットインキと
比較して高価となりますが、通常のインキよりも
退色のスピードが遅く、日光が当たるような屋外でも
発色の良い状態を通常よりも長く保つ事ができます。
(注)使用される環境・条件によって左右されますが、
通常インキよりも退色スピードが遅くなるだけで、
退色しないわけではありません。
日頃、掲示板に貼ってあるポスターを
触るような事はしませんが、
長期間にわたって屋外に貼るポスターは、
良い状態をより長くするために
「耐水性用紙＋耐光性インキ」の組み合わせで
印刷することが一般化する傾向にあります。
当社「印刷おまかせ.com」でも選挙用ポスター印刷の
サービスを取り扱っています。
ご興味がございましたら、ぜひご覧ください。
