2017年2月14日
紙製ポケットフォルダーを作成するときには、表面の保護加工もするように勧めております。
厚紙で作成するポケットフォルダーなどは、表面が擦れやすくキズも付きやすいためでもあります。
印刷おまかせ.comでの表面加工には、OPニス印刷加工とPP貼り加工が選択できます。
OPニス印刷加工は、光沢のあるグロスOPニスと光沢のないマットOPニスがあります。
OPニス印刷加工は、印刷の最後に透明なインクで全面に印刷をして表面を保護します。
光沢のあるグロスOPニスは主にコート紙に印刷します。
これはコート紙の微光沢感を保ちながら表面を保護するためでもあります。
また、光沢のないマットOPニスは主にマット紙に印刷します。
こちらは逆に光沢を抑えた状態で表面を保護します。
OPニス印刷加工はそれほど強い保護ではなく、透明なインキ皮膜で保護する程度となります。
そのため、表面の保護や仕上がりの質感をそれほど重要視せずに、安価に仕上げたい場合などに良く用いられています。
PP貼り加工も、光沢のあるPP貼り加工と光沢のないマットPP貼り加工があります。
PP貼り加工は印刷した後に行う加工で、ポリプロピレンフィルムを貼り付けて表面を保護します。
OPニス印刷加工と同じ様に、光沢のあるPP貼り加工は主にコート紙に加工します。
光沢のないマットPP貼り加工は主にマット紙に加工します。
表面は薄いフィルムを貼り付けで保護するため、OPニス印刷加工よりも表面の保護力は強くなります。
こちらは、表面の保護や仕上がりの質感も上げたい場合に用いられます。
しかし、価格はOPニス印刷加工よりも高くなります。
その他、表面を保護をする加工の他に、表面に凹凸を加えて立体的に見せたり質感を加えたりするエンボス加工もあります。
エンボス加工では、文字として浮き出したり、絵柄として浮き出したりといろいろな使い方があります。
また、文字などを目立たせたい場合に用いる加工には、箔色を熱と圧力で転写させる箔押し加工があります。
金（ゴールド）や銀（シルバー）も印刷とは違い、用紙の色などに影響されずしっかりと際立たせることができます。
