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紙うちわについて

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型抜き加工ってなに?その1

チラシやリーフレットなどの通常の印刷物を仕上げる場合には
A4などの実際の仕上がりサイズよりも少し大きめに印刷し、
断裁機という機械で大きめに印刷した余分な部分を切り落とし
必要なサイズに仕上げていきます。

この余分な部分を印刷用語で「断ち切り」
「断ち伸ばし」などと言い、
通常3mm大きく印刷してその3mmを切り落としていきます。

ここで出てきた断裁機とは、
ギロチンをイメージしていただければ
何となく分かるのではないでしょうか。

印刷物に上から強い圧力で刃を落とし
直線的に切って仕上げていく機械です。

一度に500枚~2,000枚ぐらい
(紙の厚さによって重ねる紙の枚数を変えます)
積み重ねた印刷物を一気に仕上げていくわけですが
必要なサイズに仕上げるには四方を4回断裁することになります。

ここで出てきた断裁機
前にも書きましたがギロチンをイメージしていただけますでしょうか。

強い圧力をかけて切り上げていくわけですから
使い方を間違えると大きな事故に繋がってしまいます。

大変危険なのでもちろん安全装置は付いていますが、
人が操作する機械なので十分な注意が必要となります
まさにプロの仕事です。

この断裁機では真っすぐな刃を使うので、
直線的に尚且つ直角にしか仕上げることが出来ません。

印刷物を直線以外の丸や曲線を使った形
(角丸、三角、丸、楕円を含む変わった形)に
仕上げたい場合は刃型を作り、
印刷物を型抜きしなければならなくなります。

もちろん「紙うちわ」も型抜き加工が必要になります
「紙うちわ」の形をした丸い抜き型を使って加工していくわけです。

刃型は厚めの木製の土台に溝を掘って、
その溝に刃を埋め込むようにして作るので木型とも呼ばれ
この木型を機械にセットして印刷物に上から押し当て
1枚、1枚抜いていきます。

たとえば当社の紙うちわでご説明すれば
仕上げたい丸い形の刃が一枚の板の上に作られており
これを機械にセットして1枚1枚抜いていきます。

スイングポップやポケットフォルダなども
同じように型抜きが必要な商品です。
型抜きの場合も前述した断ち伸ばしを
付けて少し大きめに印刷し
必要な形に型抜きしていきます。

型抜き加工はご希望の形の木型を作るなど
通常の断裁仕上げよりも多少価格は高くなりますが、
印刷内容やデザインだけではなく、
オリジナルの変わった形の印刷物を作ることが出来ますので
印刷物を手にしてご覧になるお客様には
強いインパクトを与えることができるようになります。

あまりにも複雑な形や細かい形状などは
出来かねる場合もございますので、
オリジナルの型を作りたいとお考えの際は、
一度ご相談いただければと思います。

「型抜き」お解かり頂けましたでしょうか?

 


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