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スタッフ連載コラム

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フォトショップのEPS画像について

先日お客様からお預かりしたデータを印刷した際に
写真の部分が変になってしまうという現象がありました。

調べてみると、データに貼りこまれている画像に原因があることがわかりました。
その画像はAdobe PhotoshopのEPS形式で保存されており、EPSオプションを選択する部分があるのですが、

ピクチャ 1

・ハーフトーンスクリーンを含める
・トランスファ関数を含める
の二つにチェックが入っていました。

この点については当社含め、通常の印刷会社では対応していないため印刷時に画面で見たイメージと変わってしまいます。
印刷データ入稿時には全てのチェックをはずしていただくようお願い致します。

ちなみに上記2点の機能について簡単に説明します。

・ハーフトーンスクリーンを含める
こちらの機能は画像の出力線数(解像度のようなもの)を変えたり、網の角度を変えることが出来る機能があります。(カラー印刷は4つの角度を使って行います。)
ここにチェックが入った状態で印刷を行うと実際の画像解像度より低い解像度で印刷されてしまい、画像が汚くなる可能性があります。

・トランスファ関数を含める
こちらの機能は色に画像自体に色調を持たせることができる機能です。(実際より明るくしたり、赤を強く出したり等)
ですが、画像に色調の情報をもたせても、対応プリンター等で出力側にもその情報を共有させないと機能が活かされません。この機能に対応していないプリンターも多数あります。
印刷の場合も実際の色とは違う色になってしまう危険性がとても高いです。

以上のような理由でPhotoshopのEPS形式で保存する際はEPSオプションをはずしていただくようお願いしています。

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