• 株式会社イメージパーク/運営会社について

スクラッチについて

コンテンツ

スクラッチはオフセット印刷

スクラッチの印刷物を生産している

オフセット印刷

 

ひとくちに印刷機といっても、少部数が得意なオンデマンド印刷機や、

品質のオフセット印刷機などさまざまな種類がありますが、

印刷物を印刷する際には、上記の特性を活かし

その案件に適した印刷機を使用しています。

削りカスのでないスクラッチは、

仕様上オフセット印刷機で生産されていますが、

今回はそのオフセット印刷機がどんなものかみていきます。

 

 

RGB とCMYK(カラーモード)

 

オフセット印刷機自体の話に入る前に、

データ制作段階で重要なカラーモードについて触れてみたいと思います。

RGBカラーとは、RGB(レッド・グリーン・ブルー)という

光の三原色で表される表現仕様です。

赤・緑・青(RGB)の3色が掛け合わされることで白に近づきます。

(色が混ざるほど明るくなり、白に近づくため加法混色とも言います)

パソコン上での画像データは、このRGBで表現されます。

 

CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)は、

印刷用データ作成に用いられるカラーモードです。

シアン・マゼンタ・イエローよる色の三原色で混ぜれば混ぜるほど

明度が下がり黒に近づくので減法混色と言われています。

印刷では、黒い部分を引き締めるためにブラックを追加して

CMYK の4色で最終的な色を表現しています。

 

近頃はデジタルカメラが普及し、お客様のほとんどがOffice系ソフトを

使用されていることもあり、写真やイラストがRGBカラーデータのまま

貼り込まれて入稿されるケースが増えています。

デジタルカメラで撮影されたデータや、Office系ソフトで作成された

画像データはすべてRGBデータです。

 

RGB画像のCMYK変換は社内のシステム機能で変換が出来ますが、

CMYKモードの色表現領域がRGBモードに比べると狭いので、

印刷用にCMYK変換すると一般的に色がくすんだりしますので

注意が必要です。

Illustratorなどで印刷用データ作成の際には、

カラーモードがCMYKになっているかご確認のうえご入稿ください。

 

 

オフセット印刷機のしくみ

 

ここからは、ふだんスクラッチ印刷を行なっている

「オフセット印刷機」についてみていきたいと思います。

 

オフセット印刷とは版の絵柄をブランケットというゴムに一度転写して、

そのゴムから紙に転写するという印刷方法をいいます。

 

水と油が混ざらない性質を使いアルミでできた版の

印刷したい絵柄以外の部分に薄い水の膜を作り、

印刷したい部分にしかインクがのらないようにして印刷していく方法で、

版と紙が直接触れないため摩耗が少なく量産に適しています。

 

毎日目にする新聞もこの方法で印刷しており、新聞用輪転機では

1時間に10万部印刷可能という超高速での印刷が可能となっています。

パンフレットなどを印刷するような一般的な印刷機でも、

一時間で1万枚前後の印刷が可能となっています。

 

カラー印刷は上記にもあったとおりC、M、Y、BLの4色印刷ですので

各色のユニットが4つ並んで一つの印刷機(4色機)として

構成されています。8色機や10色機などの印刷機になると

その分ユニットが増えていきますので、

機械そのものが段々と大きくなっていくということになります。

 

スクラッチ印刷の製品は、

このようなオフセット印刷機で次々と印刷されていきます。

 


印刷おまかせ.com削りカスがでないスクラッチ印刷

ページの先頭へ