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デザインデータ作成マニュアル

完全データご入稿のために

デザインデータ作成の注意点

「印刷おまかせ.com」では、ご入稿いただいたデザインデータをそのままの状態で印刷し納品する「完全デザインデータ入稿」の印刷を主としております。
修正を加えないで印刷することで納品スケジュールを設定しておりますので、デザインデータの修正や再入稿等が必要になった場合は、その分納品スケジュールが遅くなります。
ご希望のスケジュールで納品するためにも、デザインデータを作成するにあたって、このページを参考にして下さい。

RGBカラーとCMYKカラーの違いについて

PCのモニターはR(レッド)・G(グリーン)・B(ブルー)の光の波長をもつ三原色で表現されています。
印刷物で使用する塗料(絵具)では、RGBカラーは全ての色の表現ができないので、C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)に変換して表現します。
RGBとCMYKでは、それぞれの補色の波長が異なっているので、モニター上で見た色が、印刷に置き換えた際に、にごった色になります。
特にOffice系のデータは色の再現が非常に難しくなっています。

⇒ 変換のイメージサンプルはこちら

CMYKの塗りの総量による濃度オーバーに注意

CMYKの塗りの総量が大きくなると裏移りの原因となります。

裏移りとは、印刷物を表面の印刷インクがまだ乾いていない状態で複数枚重ね合わせたとき、上側の印刷物の裏面にインクが転写されてしまう現象のことです。

CMYKの総量が、280%以下(上質紙の場合は190%以下)での色指定を推奨します。濃度オーバーですと、印刷が不可能な場合があります。
(例として)CMYKの総量260%=C60%/M50%/Y50%/K100%など


Adobe Illustratorでの作成データの注意点

デザインデータ作成前にチェックをしてください。

  1. RGBからCMYKに変換してください。モニター上で見た色と印刷した際の色の再現が大きく異なります。
    (上の項目RGBカラーとCMYKカラーの違いについてをご参照下さい)
  2. Illustratorでは必ず「トリムマーク」を使ってトンボ(仕上りサイズに断裁するために必要な目印)を作成して下さい。
  3. 印刷仕上り部分の上下左右に各3mmの塗り足し分を必ず作成して下さい。
    (※色が紙面ギリギリですと、断裁時に白い隙間ができてしまう場合がありそのため断裁箇所の外側にまで色を塗り足します。ドブともいいます。)
  4. ヘアライン(0.25ポイント以下のラインもしくは、線幅のない塗りのみの指定のライン※)は印刷の時に消えてしまいます。ご注意下さい。
    ※塗りで作った線は画像で見えていても、印刷時にかすれたり消えたりするため、印刷ができません。
  5. フォントが無い場合、意図していないフォントに置き換わったり文字が化けてしまうため、テキストは必ずアウトライン化して下さい。
  6. テキストを打った時にできる余分なアンカーポイント(孤立点)は削除して下さい。
  7. Illustrator8.0で画像をリンクしている場合は、リンク画像も一緒にデザインデータのフォルダに格納して、入稿して下さい。
  8. Illustrator9.0~CS1をご使用の場合、画像は必ず埋め込んで下さい。
  9. バージョンをまたいだり、保存時に下位バージョンへ下げたりしないで下さい。
    (作成していたデータと保存したデータに違いが出てしまうので、ミスのもとになります。)
  10. データの保存形式はEPS形式かAI形式にして下さい。
  11. 出力見本は、一緒にデザインデータのフォルダに格納して、入稿して下さい。

Adobe Photoshopでの作成データの注意点

デザインデータ作成前にチェックをしてください。

  1. Photoshopの画像データは、解像度が原寸で300〜350dpiで作成して下さい。
  2. RGBからCMYKに変換してください。モニター上で見た色と印刷した際の色の再現が大きく異なります。 また、1色の場合は、グレースケールで作成して下さい。
  3. レイヤーの表示非表示などで、印刷されないレイヤーがあったりトラブルの原因になる可能性があるため、作業中に作成した全てのレイヤーは、一枚の背景レイヤーに統合して下さい。またこれを行うと、フォントもラスタライズされ、フォントのアウトライン作成は必要ありません。
  4. 保存形式はバイナリーのEPS形式で保存して下さい。
  5. 出力見本は、一緒にデザインデータのフォルダに格納して、入稿して下さい。

Microsoft Officeでの作成データの注意点

Office系アプリケーションはオフセット印刷向けに作られたソフトではないため、そのままのデザインデータでは印刷することはできません。専用の変換システムにてデータを変換することで、印刷を可能にしています。
この変換時に色味の変化や体裁崩れなどが起きますので、以降ご説明する点を注意してデザインデータを作成して下さい。

※【注意】問題が100% なくなる訳ではありません。変換後のPDFファイルをお客様にメールで必ずお送りいたしますのでご確認頂き、印刷開始OKのご連絡をメールで頂いてからの 納品スケジュール計算となります。


デザインデータ作成前にチェックをしてください。

  1. 弊社にない書体(フォント)で制作をされたデザインデータの場合、デザインデータ変換後に異なるフォントに置き換えられます。
    これは制作環境および対応フォントの違いにより発生するものです。ご使用のフォントが当社対応のものかどうかを確認し、ご注文の際は必ずご使用のOS・バージョン・使用ソフトを正しく入力して下さい。
    ※弊社のフォント対応状況をご覧下さい。
  2. デザインデータの文章中に、意図しない改行が発生してしまう場合があります。
    これは主に制作環境の違いからくるものですので、ご注文時には必ずご使用のOS・バージョン・使用ソフトを正しくご入力して下さい。
  3. 透明効果を使用しているデザインデータの場合、正常に変換が行なえません。
    Office アプリケーション固有の機能に依存する効果は失われることもありますのでご注意下さい。
  4. Office 系データのカラーモードはRGB形式であり、オフセット印刷のカラーモードのCMYK形式に変換すると色合いが変わることがあります。
    RGB特有の蛍光色のような色は場合によってかなりくすむこともありますので、あらかじめご了承下さい。
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