印刷の今と昔の最近のブログ記事

2011年4月22日 10:19 
こんにちは、印刷担当鈴木です。

度重なる地震に見舞われお客様には、
ご迷惑ご心配お掛けしましたこと心よりお詫び申し上げます。
また被害に遭われました皆様にも心よりお見舞い申し上げます。

本震から1ヶ月が過ぎようかと思いきや大きな余震が訪れてしまいました。
見事!工場設備は振り出しに戻り一からの出直しになる事、
12日には印刷機1台が復活、シフトを取り稼動させてきました。
それから1週間が過ぎ21日ようやく完全復旧を向かえ対応に追われております。
その間ハイデルベルグさんには印刷機の復旧修理を早く立ち上げて頂いたことには
誠に感謝の気持ちでいっぱいです。
私をはじめ機長は印刷機のサウンドが無いと活力が出てこないんですよね。
いわゆる職業病みたいな感じなのでしょうか?

これからは印刷機のサウンドと共に、
頑張って行きたいと思いますので宜しくお願い申し上げます。

2011年3月 4日 19:03 
こんにちは、印刷担当鈴木です。

パート1に続き、インキの変退色をどのように考えていけばよいのか?
ズラズラと書いても専門分野的な表現にしか過ぎず、わかりづらくなるので
カテゴリーでたとえることにします。

①屋外掲示印刷物
 紫外線や雨水の影響を受けやすい、弱点を持つインキはどれか?
 黄色・紅・金赤(朱赤)、インキの中の顔料は構造によって耐性が違うので
 ここでポイントにすることは耐性の強いインキを選ぶと変退色を緩和できます。

②屋内で長い時間使用する印刷物
 やはり紫外線と蛍光灯の照射時間によって変退色はあります。
 上記と同じインキの耐性を判断して使うことで変退色を緩和させます。

③特色インキによる変退
 カラーインキと違い複数のインキを混ぜ練り合わせる特色は、もっとも注意が必要!
 混合させるインキ同士の耐性ランクを揃えるとベストだが、
 高い数字色と低い数字色を組み合わせ調合した場合に低い数字色より変退色が起こる。
 インキを注文の際に耐性表を参考にバランスを考えオーダーする。

④表面加工による変退
 印刷刷了後にプレスコートニスやPP貼りの表面加工を行う場合、
 溶剤系や水性アルコールの影響を受け、加工時の熱により変退色する。
 弱点インキは、マゼンタ・牡丹・群青・蛍光インキなどがそう。
 環境対応が取られ水性タイプが主流、化学構造の変化が起こりやすい状況が高まっている。

⑤金インキの変退色
 紙の中に含まれている硫黄成分に反応、空気中のガスに影響して顔料の銅が反応、
 合成紙などで酸化重合乾燥過程に発生するガスと反応する(マイグレーション)
 グロスゴースト・オイルマイグレーション・ガスマイグレーションと呼ぶ
 色が変退色する症状。
 防ぐには下地インキの影響を受けないように白ヌキ印刷をする。
 イミテーションゴールドを使う。
 シルバーインキに黄色・金赤など補色を添加したインキのことを言います。

⑥内容物によっておこる変退色
 パッケージやラベル印刷物などは匂いがキーワード。
 内容物の影響で変退色することがあるのです。
 洗剤や石鹸などどうでしょう、ほんのり香りは付き物ですが
 このような場合、インキに対し耐石鹸性が問われるのです。
 
 なんだかんだと書き込んでしまいましたが、用途に合わせたインキの選定を
 しっかりと判断し印刷物を仕上げております。
2011年3月 2日 20:10 
こんにちは、印刷担当鈴木です。

先日、うちの庭先にある梅の木(小梅)種類は不明、
ふっくらとつぼみがたくさん部分咲きに、
初春のお便りが感じられる季節となってまいりました。


さてと、いつまでも梅のほのかな香りに浸っている場合ではなく、
陰気(インキがなぜ色が変わるかを書こうと)思っていたんだけど、

新聞紙は、皆さんご存知のとおり紫外線が影響して窓際などに放置、
下敷き代わりとなりたっぷりと頂き黄色に変色していますよね!

ズバリ色あせ。

世の中、あの感じがたまらないなんて方もいらっしゃるかも?
意味合いは似ても似つかぬ、実はインキも同じことがあるんですよ。
紫外線はもちろん、蛍光灯の照射や表面加工材料、熱などの条件でも変退色することがあります。
その他、ゴールド(金)インキ、ラベルやパッケージ印刷物が内容物で変退色する。
印刷物の使用条件と耐性が噛み合わないことも変退色してしまう理由になります。

今はエコと言う言葉が加速している時代の中で、環境対応インキやエコペーパーは
当たり前です、但し使い方を間違えればエコも配慮も関係なく無駄が出て行くだけ。
私たちが注意することは、依頼された印刷物がどのような条件でご使用なされるのかを知り、
用途に合わせたインキを使用することでベストな印刷物を提供させて頂いております。

どうすればよいかは次号に続く?
2011年2月23日 20:20 
またまた寒さが緩み幾分寒さが和らいで感じる今日この頃、春は目前に。
こんにちは、印刷担当鈴木です。

皆さん、朝食・・・間違いました。調色ってどんな事!と思うわけですが?
字のごとく色について調べる、印刷マンであれば調合(組み合わせて)あるいは、
配合して色を作ることを意味します。

調色する際の考え方としては!
インキは減法混色なので混ぜ合わせる色が多くなると色が濁ってしまうので
気をつけなくてはなりません。

ポイントはどこに!

インキを混ぜ合わせるときに下記の色相環を参考にして見ていくと
隣り合わせや近い色同士で混ぜ合わせると明るくキレイな色が再現できます。
また、反対側の色を組み合わせてみるとどうでしょう?

対面する色はどちらかと言うと暗く、冷たい感覚が色にはあり、これらのことを
含めて補色の関係にあると読んでいます。
つまり、補色同士の組み合わせでは混ぜることでくすんだ色を出すことになるんですね。

色名がたくさんあり、何のことやらとお思い?
これって調合する時に大切なことなのです。
この意味を知るのと、知らないのでは印刷機長にとって色を出せるか
出せないかの感覚(センス)にも当てはまることなんです。

うちの諸君は大丈夫すよね~。と満面の苦笑いを見せています。
2011年2月15日 22:29 
今週は寒さが戻りだしだそうですが、
寒いのが苦手な方にはあまり違いはないのかも?
こんにちは、印刷担当鈴木です。

やっぱり寒い季節は人も道具も材料も、とにかくギクシャク。
年間通して元気なのは私だけか!雪は大好きでワクワク気分に。
話しがそれてしまったが、どうしてもトラブルが絶えないのが用紙を絡めたこと。
たまにあることですが、薄紙などの表面強度が低い紙が剥離して印刷した絵柄や
ブランケットの表面に残る症状。

ピッキング、紙はげとも呼ばれ、剥げることでインキの付きが悪くなり
インキが付かないからごみ化してヒッキーまでおきてしまうことになる。

やたらカタカナ用語を書いてしまったので、この場では印刷物の絵柄に出るゴミ付きのことを言います。

原因はどこにあるの~?

●紙の要因   →ロットムラ・表面強度が低い・耐水性が悪い

●インキの要因 →機械速度に合ってないインキ・タック(粘度)・インキの機上温度が低い

●ブランケット要因 →紙離れが悪い・インキの転移性が悪い

●機械調整要因  →印圧が強い・湿し水が多い・インキローラ過冷却

ずら~っと書き込んでしまったが先週に続き、
4択の要因から調べていけば解決への糸口がつかめる。